僕の夏休み2020 : でっかい出羽富士、鳥海山
夏休み二座目は秋田が誇る出羽富士こと鳥海山。
白神岳の筋肉痛を引きずりながらも鉾立ルートから新山~外輪山ルートを登って参りました。
登山口は標高が高く気温も低くなるため今回は駐車場に車中泊し、日の出直前から登り始めました。
ちなみに鉾立登山口にあるトイレは9月より取り壊しとなるため(建て替えかは不明)使用することができなくなるので注意。
登山道は傾斜が基本緩やかで、視界も開けているため様々な景色を楽しむことが出来ます。意識的にゆっくりと登りつつ写真も撮るためまあ抜かれること抜かれること。
序盤から良い景色が観られるため視覚的、精神的には登る助けとなってくれます。そうこうしているうちにお日様が顔を出してまいりました。
この日はガスが厚く、今日は虚無日かなあ…… などとも考えつつ登っていきます。
そしてほぼ中間地点の御浜小屋から見える鳥海湖、湖は残念ながらご覧の色。晴れた日は綺麗ないろを拝めるはず。
軽く休憩をし、先を急ぎます。ここで一旦平坦な道となり、新山と対面することになるのですが何この雲……
不安な気持ちになりながらもかっこよくかかるガスに目を奪われてしまいます。
谷地形ってかっこいいですよね、稜線も良いんだけど。
雪渓を渡り、だんだんと岩が目立ち始め、また傾斜もきつくなってきましたが御室小屋に到着、今季はどの小屋も営業休止、販売等も一切やっておりません。また御浜小屋はトイレも使用できないので注意しましょう。
泊まりたかったなあ……
大休憩をしていざ新山頂上へ。
小さい雪渓を渡るとデカい岩が積み重なった山頂へと登り始めます。当然事前に調べてはいましたが予想以上の岩のデカさ、突然牙をむく新山頂上。
岩登りを終え、頂上へ着くと大パノラマ。高度感もありなかなかに怖い思いをすることが出来ます。
頂上を降り、谷を渡り外輪山へと登ります、休憩しながら登りましたw
外輪側から見た小屋、ガスがかかり始めています。
一旦、七高山へと足を運び、外輪山下りをはじめます。
こちらは岩がゴロゴロしており、またところごころ藪が生い茂り道も狭いので短パンで素足を出すのはやめたほうがいいかも。
途中で新山方面を見上げた図、僕がいた時間はとてもタイミングが良かったのかも。
長い長い下りを終えだんだんと傾斜が緩やかになると鳥海湖の小屋とは反対側へ。
こちらの方が湖との距離が近く、大迫力の景色が楽しめます、雲が厚いのが大変悔やまれる。
このあたりから他の登山道との分岐が増えてくるので、こまめに地形図やGPSを確認しながら進みます。気づかないうちに他の下山道を進んでいたなんてことも(一回間違えた
さあ、鳥海山とのお別れも近い……
最後の方で見かけた連なる山、なんだかリボンを付けた妹と三人の兄のように見えません?
ここまで来ると展望もだんだんと遮られるようになり、下山完了は間近。
僕の夏休みの山も終りを迎えたのでした。