201229 登り納め!超絶コンディションの谷川岳
仕事納め翌日、今年は低山で山納めすっかなー
と思っていつつ、ヤマテンをチェックしていたら谷川岳がとんでもない好条件!!
行きます行きます行きますとも、というわけで先日の大雪で「ザ!積雪期」状態となった谷川岳を堪能してきました。
谷川岳ロープウェイ駅の駐車場に車を停め、降りた瞬間「あれ?あんま寒くねえ」となり、まずウェアはジオラインMWにグリッドフリース、ハードシェルのみで決行することに。実際小屋に着くまでは微風で逆に暑かったくらいでした。
ここで早速失敗、朝7:00から営業かと思っていたらそれは30日からの話。車に戻ってちょっと寝るかなーとかも考えましたがロビーの椅子でダラダラ。
登り納めは低山と言ったな、あれは嘘だ(ロープウェイ 7:00からだと思ってたら明日からだった pic.twitter.com/t0nYshFI2h
— 胸肉 (@404_Empty) 2020年12月28日
そんなこんなしていたらOKP夫妻と偶然遭遇し始発ロープウェイをご一緒、すでに後ろには長蛇の列が出来上がっています。
天神平!まーまーなんとグッドコンディション、この時点でハードシェルを脱いで登山開始。
冬の谷川岳は序盤、熊穴沢避難小屋後の延々登りと二段階でしかも後のほうが行程の半分近くを占める急登。スタートからゆっくりとペースをまずは掴みます。
ここで後ろを振り返ってみると続々と駅から出てくる登山者、こりゃ今日は祭の予感!!
頂上付近はかっこよくガスがかかっていましたが登頂する頃には消えていることでしょう。かっこいいなあ。
登山道のコンディションはトレースバッチリ、雪の締りもよく大変歩きやすかったです。昨年登ったときと比べて巻道を作らずにアップダウン多めになっていた気がしました。
と、ここで「なんか足の裏がつめてーなー、おかしーなー」となり靴紐を少し緩めることに、まんまと締めすぎていて血行を阻害しておりました。冬山では血行マジ大事です。
この時、クランポンのバンドを一旦外し、ゲイターを開いて紐を緩めるわけですがここで以前考案したバンド処理法のおかげでまたバンドを結び直すという精神的負荷もありませんでした。
ここで行列に捕まり強制的ペースダウン、せっかくの一番ロープウェイ組だったのにw 前後を見るとまあものすごい人の行列!!冬の谷川岳でこんな人手は初めて遭遇しました。ちょっと写真を取る余裕がなかったのでこちらをご紹介。
すごい渋滞だ… pic.twitter.com/XDXpc4D2vB
— shiki (@shiki_climber) 2020年12月29日
見ろ!人が蟻のようだ!!
いやマジでねー、ちょっと進んでは止まり、ちょっと進んでは止まりみたいなのが続いたので適当に横に避けて大休止し、ペースが合いそうな集団に付いて登ることに。山頂へのラストスパート。
この日は以前購入したエナジーゲルを3本摂取、カフェインクラッシュに気をつけ1h以上間を空けて飲みました。
小屋を超えトマの耳到着!超絶好条件でシーズン雪山はじめの山納め。思い切った甲斐があったなあ。
大寒波での数日に渡る立ち往生など、大変な思いをされた方々には申し訳ないですが昨シーズンの寂しい雪を思い返すと山納めをこのコンディションでできたのはやはり嬉しい。
強制的ペースダウンにより山頂到着が遅れたのでオキの耳までは行かずに下山用意、下りまで渋滞してはかなわん。立派な雪庇とオジカ沢方面をサクッと撮影し小屋へ。
なんか雪山の山肌っておいしそうに見えますよね。
そして空には太陽環アークも出ており、何だよもう最高かよ!!
小屋前でOKPさんと合流、せっかくなのでニュー装備で固めた姿を撮っていただきました。
胸肉おじさんを見た気がする…… https://t.co/BW6hEEVTCg pic.twitter.com/xcVkFGCge2
— OKP (@iamadog_okp) 2020年12月29日
シェルとバックパックで何人かの方に補足されていた模様。お声がけいただければハグくらいするのに。
ちなみに偶然同じバックパック(色まで一緒)の方と遭遇し、お声がけさせていただきましたw
下山開始、なるべく遅れずに下るぞう。
谷川岳の下りって、いつもトレースがなだらかなスロープに均されてしまっていてなにげに滑ると危ないと前々から思っていたのでトレッキングポールは使わず、徹頭徹尾アックスを刺しながら下りました。
太陽環アークは結構持続しておりました。
振り返ってお別れ、今シーズンはまた来たいなあ。
泊まり装備は自粛機関で落ちた体力と増えた体重的に今シーズンは厳しげw
さてさて、年末の谷川岳はこんな具合でした。
年末年始もまた寒波で積雪するようなのでまだの方は登り初めに是非!!