登山中にGPSアプリが狂って道間違いをした話
最近八ヶ岳デビューした胸肉です。
今日はGPSマップアプリがあるにもかかわらず道間違いをしてしまった上、原因が意外なものだったので皆様にも是非知っていただきたく。
ちなみにタイトルは「GPSアプリが狂って」となっていますが実際にはちょっと違います。
曲解をしていただきたくないので結論から
・原因はiPhoneの電子コンパスの狂いだった。
・GPSマップアプリ自体は正常、バグではなかった。
→ここがバグならトラック取りも狂っているはず、だが正常に取れている。
何が起こったのか
GPSマップアプリでルート確認をしていたところ、下山の途中で自分が実際に向いている方向と、アプリ上で矢印が示す方向が真逆なことに気づく。
ここで深く考えず「まあ大丈夫だろ」と楽観的だったのが間違いでした。
実際には脳の認知をそう簡単には変えることができず、矢印が逆方向なのに対して対応した行動ができず、分岐点で間違った方向に下ってしまいました。
自分はわりとこまめにルート確認をするので、分岐から50mほど下ったところでルートミスに気づきました、「マジかよ……」とつぶやきつつ登り返し、ルート復帰をしました。
ここで、やはり矢印が逆方向を向いているのはまずいと感じ、解決をはかります。
・八の字にぐるぐるとiPhoneを回すも正常復帰に至らず。
・コンパスアプリを立ち上げ、こちらも真逆を指していることを確認。
・自分が歩いたGPSトラックは正常に取れていることを確認。
・今日に限って、いつもと違う行動はしていないか考えた。
正直、ここで冷静に対処できた自分に今改めてちょっと驚いてます。
そして原因が判明しました。
原因:車のスマートキー
いつもはパンツのベルトループからカラビナで下げっぱなしにしているんですが、改めて考えるとちぎれて落としたら帰宅不能じゃんヤバイじゃんと考えて、いつもiPhoneを入れているサコッシュにスマートキーも入れたんですよ、ズバリこいつでした。
iPhoneに限らず、スマートフォンの電子コンパスは結構デリケートだったりします。
試しにスマートキーをザックのウエストハーネスにあるファスナーポケットに移したら即座に電子コンパスが正常な方向を指しました、そしてGPSマップアプリも自分が向いている方向をちゃんと指すようになりました。
スマートキーに限らず、磁気や電波を発するものが近くにあると同様の現象が起きるリスクが上がります。
皆さんもお気をつけください。