210611 雁坂峠-水晶山
平日の金曜、有給をとって本格梅雨入り前の雁坂峠、水晶山へいってきました。
雁坂嶺じゃなくて水晶山?と思われるかもしれませんが、雁峠まで行くつもりが途中で引き返した次第ですw
朝の6時に道の駅みとみを出発、すぐ近くの登山口へ。
朝からたいへん涼しく、一日を通してほぼ「暑い」と感じることがありませんでした。
ここからがなかなかの苦行、長い長い舗装路をひたすら歩き、山道へと向かいます。途中で鶏冠大橋をくぐり、最終的に山道へ着いたのは40分後。
ようやく山道を歩き始め、途中で渡渉などもある沢沿いの道を進んでいきます。虫の声と沢の水音が心地良い。
序盤に現れるこの渡渉がなかなかの危険箇所、しっかりとロープを掴みつつ、足場をしっかりと確認しながら確実に渡りましょう。
沢を横目に歩くのって気持ちいいですよね。
沢沿いを歩くエリア、途中で渡渉して対岸へ移ります。
一瞬、道がわからなくなる瞬間があったりしますが冷静に観察すればちゃんと人が歩いた跡やピンクリボンが確認できます。
そして樹林帯へ、この山はほとんどがゆる~い傾斜を長距離歩き、最後の方で急に傾斜がかかり高度を稼いでいくような山になります。
樹林帯を抜けると連なる山々、趣深い。
こういう細い道って、すれ違いはし辛いですが味わい深いですよね。
樹林帯を抜け、雁坂峠へ。
涼しく風もあり快適、しばらく開けた景色を楽しみながら大休憩。
甲武信小屋からやってきた、山梨100名山を攻めているという地元のおじさんと談笑。なんと前日の甲武信小屋は小屋泊が40人超、テン場もいっぱいの大盛況だったのだとか。貴重な晴れ間を狙って押し寄せた様子w
下山するおじさんを見送り、雁坂小屋へ立ち寄ることに。
土日以外は小屋番さんがいないので、テント泊やトイレの使用、水を使用する場合は協力金を支払っておく形をとっています。
トイレには紙が置いていないので行く予定のある方は必ず自前でもっていきましょう。小屋番さんが掃除をしっかりやってくださっているおかげで、山小屋のトイレとしてはかなり綺麗な部類に感じました。
小屋を後にして水晶山へ、展望はないので小休憩から引き返して下山開始。甲武信ヶ岳、金峰山エリアの景色ってこうだよなあ、っていう枯れ木と笹の稜線を楽しみます。
そして長い長い舗装路を歩いて道の駅へ……
かなりの暑さを覚悟してきた割に、実際はとても爽やかで気持ちいい空気を楽しめました、このエリアのこの時期は覚えておこう!!