昔から自転車や筋トレをしていたこともあり、ある程度色々と巡り巡って常用するものが落ち着いてきたので備忘録的にまとめました。
漢方薬を予防的に飲むことに対しての個人的見解も最後に書いてあります。
山で使用しているサプリ、医薬品
1.江崎グリコ CCD
自転車時代から愛用のハイポトニック(アイソトニックではなく、素早く腸に届いて水分吸収をさせる)ドリンクです、以前はスポーツドリンクや粉飴を使用していましたが、それらと違って口の中がベタベタしないのもあり結局これに落ち着きました。味は薄めのグレープフルーツって感じです。
登りで辛いときにガツンとしたエネルギー入れたい用にバックパックに常備
この製品はカフェインが50mgと多いので時間を空けないとカフェインクラッシュを起こすかも(カフェインとりすぎで逆に力が抜ける現象)
3.アリナミンEX(第三類医薬品)
主な効能は疲労回復ですが、直接エネルギーを届けるというよりは効率を高めるというものになります。まず行動食やその他栄養素が足りているのが大前提。
4.NOブースター
一酸化窒素の働きで血管拡張作用があり血液、酸素、栄養素の伝達効率を高めるもの。高山に行くときなどは必ず持っていきます。DNSの製品は海外製と比べても割安でおすすめ。
5.ユンケル黄帝液(第二類医薬品)
山の疲れを翌日に残したくないときに、少しでも回復するために飲んでいます。カフェインが含まれていないDCFは寝る前におすすめ。顆粒タイプもありますが若干成分が違うのでそこは気をつけて下さい。
6.ツーパーデイ
マルチビタミン&ミネラルです、価格と内容のバランスが良くておすすめ。
女性は鉄分入りのものを購入するようにしてください。
あとは毎朝プロテイン飲みつつ、体調が優れない日はアルギニンやタウリン、グルタミンを追加で飲んでいるくらい。
芍薬甘草湯を予防的に使用することへの懸念
ちょっと自分の観測範囲で、「楽になるから」と予防的に飲んでいるケースを見かける頻度が増えてきたので個人的見解を。
まず薬というものには副作用が必ずありますので、常用することでのリスクというものも理解しなくてはならないと思っています。
次に、足攣りや痙攣に対しての対策というものは、まず栄養や電解質、水分補給と休憩が大前提となります。そこをすっ飛ばして漢方に頼るということは、するべきメンテやケアをせずに体をダメ押しで酷使するということではないのでしょうか。
芍薬甘草湯は効き目が出るのが本当に早く、服用してから5分くらいで体感に現れます。そんなに効き目が早いのなら、問題が起きてから飲むということにしても良いのではないかなあと思う次第です。
もしもこれありきで山行計画を立てているようであれば、それは危険なのではないでしょうか。