巷で話題のDxO社製のソフトウェアであるPureRAWをMFTでの星撮影で試してみました。MFTでISO6400なんて使用したら目も当てられないようになるのですがその威力やいかに。
早速テストショットを用意。
まずは撮ってそのままのRAWを変換後のものと比較してみます。
15s/F2.8 . 8mm , ISO6400 ; OM-D E-M1 II
現像処理をしていない読み込んだままの状態でかなりノイズの低減が見て取れます。ではこれをPureRAWで現像処理、そのパラメーターを生RAWにも割り当ててみました。
15s/F2.8 . 8mm , ISO6400 ; OM-D E-M1 II
おおだいぶ変わる、凄いぞ。
別の場所で撮影したものも処理をしてみました、同様にパラメーターをいじらないものをまずは。
8s/F2.8 . 8mm , ISO6400 ; OM-D E-M1 II
次に現像処理をして、パラメーターをそれぞれ割り振ってみたもの。
8s/F2.8 . 8mm , ISO6400 ; OM-D E-M1 II
MFTユーザーとしては、割と好印象で捉えています。作品を制作、となるとやはり色々と厳しい面もあるかもしれませんが個人的には導入してもアリかも。
ついでにタイムラプスでどうなるか、と思ったのでそちらもテスト。
ちなみに330枚の写真を処理するのに70分程かかりました。今回はそれが2種類なのでトータルで2時間半ほど処理にかかっています。
ちなみに330枚の写真を処理するのに70分程かかりました。今回はそれが2種類なのでトータルで2時間半ほど処理にかかっています。
追記
歪曲補正のかかり具合やシャープネスの二重がけ、一部レンズでプロファイルが消え失せる件が話題になっていました。僕の使用レンズはPanasonic製で見事にひっかかっていますw
現状、歪曲補正についてオン・オフができない使用なので、ここではシャープネス処理についてだけ確認してみました。
比較スライダ左側がLightroomでシャープネス・デノイズをON、右側がシャープネス・デノイズをOffにした画像です。よ~くみるとOFF側のほうがディテールがはっきりしています(特に山のディテールが顕著)
次に拡大して比較してみましょう
好みが分かれるところではありますが、個人的にはシャープネス・デノイズを切ってしまったほうが好きかも。