冬靴のインソールをペダックに変えてみた
皆さん雪山は好きですか?僕は好きです。
雪山登山につきものの足の冷え(特に停滞時)を少しでもマシに出来ないかと考えて、ペダックのビバウィンターというインソールを購入してみました。
なんだか陽キャなネーミングですね。
というわけで早速購入、パッケージはこちら。
価格はAmazonで2,778円、SIDAS等のウインター用に比べると半額以下です。
3層構造で作られておりウール、ハイテクフォーム(笑)、アルミ蒸着、にクッションとポリプロピレンの硬いフットベッドで構成されています。
ハイテクフォームってなんだよw
さて早速開封、ヒールカップの形が心もとないものの、今回そこはあまり重要視していないので問題なし。土踏まずなどは立体的かつ足の中央部が少し膨らんでいます、画像でわかるかな?
事前に調べたところ捨て寸が多いとの情報もあり自分のほしいサイズ(EU44)に対してAmazonで購入できる最大サイズ(EU43)をえいやと購入してみました。並べてみたところぴったりw
フィッティングに大きく関わるのが厚みですが、両者をそれぞれノギスで軽く挟んでみたところどちらも5mm、大きくきつくなるということはなさそうです。
純正とペダックを裏面から、ペダックの方はアルミ層が見えています。対して純正はアルミ層がありません。
ちなみに純正インソールはウールに見えますが調べたところガラスウールとのことです。手触りがそんな感じではないので中に封入されているっぽい。
早速年明けに黒斑山へ行き、左足をペダック、右足を純正にして比べてきました。あくまでもファーストインプレッション程度ですが、なるべく停滞する回数や時間を増やし、足が冷えやすいシチュエーションを意図的に作ってみました。
で、どうだったかといいますと実のところ劇的な違いはなく、ペダックのほうが冷えるまでの時間が若干ながいかな?くらいでした、おやおやどうしたことか。
で、ここで考えたのがペダック、純正ともに繊維による保温、断熱があるので決定的な違いはアルミの存在。アルミ層があることによる暖かさというのはそこまで大きいものではありませんでした。
まあそうですよね、アルミで劇的に暖かくなるなら各社保温材なんぞ使わずにアルミメインで冬靴作りますよねw というかやっぱ保温、断熱材の存在が非常に重要なんだなあ。
むしろクッション材の方が割とはっきり体感できてしまいましたw
というわけで自分の機材環境では大きな性能向上ができなかったのですが、たとえば冬靴でもインソールがペラペラウレタンの場合は結構暖かさの向上が期待できるのではないでしょうか?
価格も安いですしひとまず試してみては。
AmazonですとEU43まで(実質EU44)ですが、楽天にあるペダック公式ストアだと45まで取り扱いがあるようです。
ただ、やはり現物を見て判断したいなあという方は石井スポーツだとSIDASのウインター用があると思うので、こちらを検討するのもいいのかもしれませんね。ただし価格が倍以上します、あとウールは不使用。