ランニング再開したらOnのシューズに惚れ込んだ
9月はじめに久々にランニングを再開、月間120kmペースを維持していい感じに体重も絞れております。膝に不安がある僕ですが、On のシューズに出会ってまさに世界が変わりました。
Cloud 5、君に決めた
さてまずは最初に履き始めたモデルの Cloud 5、オフィシャルの分類ではデイリーユース向けなのですがOnシューズの魅力は十分に感じ取ることができます。
片足実測重量230g、軽い!!
On シューズの最大の特徴はこのクラウドテックと呼ばれるソール形状、開発初期にはゴムホースを並べて接着し検証したとのことですがこいつの衝撃吸収性が実に素晴らしい。走ったあとの関節の疲労感が確実に少なくなりびっくりしました。
裏はこんな感じ、汚くてすいません。
このソール、驚くのが縦方向に対しての衝撃吸収性は素晴らしく、日常で履いていてもまるで絨毯の上を歩いているかのように感じます。しかし左右へのふらつきはほとんどなく、実に安定して歩くことができます。実際、足底筋膜炎の症状がなかなか良くならず困っていたのですがこの靴に変えてからだいぶ改善してきたように感じます。
難点は隙間に小石が挟まることくらいw
Cloud 5 は購入状態だと靴紐ではなくゴムがセットされています(通常の靴紐も付属)
これが走り出すのに心のハードルを一段下げてくれるので実にありがたい。ホールド性も良く、この状態でフルマラソンを走る方もたくさんいらっしゃる模様。
自分も購入してから現在まで変えることなくこのままの状態です。
On のシューズは足幅が狭めのD設定となっており、購入検討の際は必ず試着を強くおすすめします。僕は足のサイズが26.5ですが27cmでちょうどよい感じです。
さらなるクッション性を求め Cloud Stratus へ
しかし人の欲望というものは実に際限がないもの、走り込んでいるともっとクッション性のあるものが欲しくなり更に良いものはないかと物色してしまいましたw
現在メインにしているモデルは Cloud Stratus というモデルで、Stratus は(層雲)という意味だそうで。ランニングはこの靴に乗り換えて100kmほど走り込みましたが素晴らしいモデルです。
こちらも27cmを履いています、グレーのもっと可愛いモデルにすればよかった……
こちらは実測重量片足295g、特に重いと感じることもありません。
さて、特徴的なのが二層になったクラウドテック、厚みも増してクッション吸収性は更に増していますが、足首がよれるようなことはやはりありません。
ソールの中に硬めのスピードボードが仕込んであり、Cloud 5 より反発性が増加。クッション性も反発性も増しているおかげで履きはじめのときはついついペースが上がってしまい逆に抑える意識をするのが大変でしたw
とはいえグイグイ反発力が攻めてくる感じではなく、優しく後押ししてくれる感じです。最近流行りのカーボンプレートが仕込んである靴に比べると反発性は少ないのだとか、オフィシャルでもロングやジョギング向けのモデルとなっています。
走ったあとの疲労感は更に減り、足の売り切れ感が実に少なくなりました。
何故 Cloud Monster に行かなかったのか
ここで On のことを調べている方なら気になっているであろう Cloud Monster というモデルが有り、各所で絶賛されているのですが自分は見送りました。クッションが柔らかすぎるので試着して立ち上がった瞬間にかかとが内側に倒れ込んだのです。足が出来ている人が力でねじ伏せる系ですね、あれは。
足裏、Cloud5 と決定的に違うのは土踏まずから先は真ん中あたりにもソールがあることですかね。一つ一つのボリュームも増しています。
さて靴紐、このモデルは通常の靴紐のみのモデルなのですが、自分はゴムに交換しています、ホールド性が落ちることなく快適に走れています。
さてここで両者の比較、まず履いたときの体感として土踏まずから先、指の付け根ゾーンが Cloud Stratus の方が広くなっています。かといって土踏まずゾーンのホールド性が損なわれていないのでここは完全にフィッティングの好みで。
次にかかと近辺、やはり Cloud Stratus の方が作り込まれており、実際に走ってもヒールホールドがかなり効いてます。
最後に小ネタ、On のシューズはスイス国旗の小さいタグが可愛いのですが、これ本国モデルにはついていないのです。法律で国内では赤地に白十字の意匠は使用不可なのだとか。
さて、ここでランニングと日常を完全にOnのシューズに乗り換えてしまった僕ですが新たな悩みが出てきました。アッパーがメッシュなので冬場は寒いのです。防風、防水の Cloud 5 WaterProof を買い増すかどうか悩み中。このモデルと Cloud Terry というオシャレに振ったモデル(こちらもメッシュではないので寒くはない模様)はヒールの肉厚さが増しているので更にサイズアップの27.5でぴったりというのは確認済みw
追記:防水モデルも買いました
はい、冬の寒さで爪先が冷えるのに耐えられず Cloud 5 Waterproof 買いました。これで日常とランニングはすべて On のシューズで統一です。
ファーストインプレッションではありますが、朝6時半に家を出て0度付近の気温でも爪先がスースーせず、この瞬間「買ってよかった」と感じました。
片足実測290gです。
全体的にはノーマルの Cloud 5 と比較してしっかりとした生地で作られています、後述するかかと近辺等の厚みが増しているので今回は27.5cmを購入。幅も少し増しているのでゴムをキツめに加工しました。
甲のメッシュ部分なども密度が上がっているのがわかると思います。
かかと近辺、厚みが増しているのがわかるでしょうか?
防水ですが Gore-Tex ではなくOn 独自の防水メンブレンが使用されています、全体的にゴワゴワ感が出ているのでそういった意味でもハーフサイズアップは効果的です。歩いている際に甲にシワが当たるのが気になる人は気になるかも。
かかとのスイスマークは健在、かわいい~。
というわけで登山靴と運転用の靴以外は On で統一することにし、靴の断捨離も済ませることが出来ました。よほどのことがない限りはこの体制を崩すことはないと思います。