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「青いキャプチャー」ことあの偽物、と本家でも通用する?プチ改造

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 このブログを始めるにあたって、この類の製品のレビューをするかどうか非常に迷っていたのですが、おそらく本家でも通用する?プチ改造法も含めレビューしてしまいます。最初にお断りしておきますが運用は自己責任でお願い申し上げます。

どう贔屓目に見てもギルティ

まずは開いてみます、はい、この時点でPDのキャプチャープロと構造が全く同じです。三脚穴も問題なく使えます。
写真はありませんがプレート取り付け用の六角レンチとGoPro等取り付け用のブラケットが付属しています。

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細かいところで違うのはプレートロック用のネジとボディ取り付けボルトの頭が本家は縦線の切れ込みなのに対してこちらはローレット加工されています。
ちなみにリリースボタンを捻ってロックをかける機構も再現されていますが、届いた状態では稼働しません、中央部の小さいネジを半回転ほど緩めると使用可能になります。

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 続いてボディ取り付けネジですが、登山用ザックにつけるために本家PDのロングクランピングボルトを購入していたので比較。どちらもM5規格(ネジ山経が5mm)のボルトになっており互換性があります。
デフォルトボルトの長さは12mm、ロングクランピングボルトの長さは22mmです。

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 ディスコンのARCAプレートを入手する方法になる

はい、本家PDではディスコンになってしまったARCAプレートがこの製品で入手できることになります。

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本家製品を持っていないので(これを買った時点でディスコンでした)比較ができませんが、比較されているサイトさんを拝見したところこれまたギルティな再現具合です。

www.debulife.com

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裏側、本家では「手で回しただけではトルクが足りず外れる原因になる」と廃止された手回しハンドルがいまだに生き残っています、仕上げ自体は切削マニアにはたまらない出来です。
ちなみに自分は登山用ザックにもつけっぱなしにしたいために二個所有、メイン機につけてあるプレートは少しだけ角をヤスリで落としてあります、地金が見えて大変みすぼらしくなってしまいました。
登山中はどうもスムーズに装着、リリースすることが出来ず苦肉の策です。普段街中等では問題ないんですけどね、疲れて手元が精細な動き出来なくなるんでしょうか。

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PDのSLIDEに付属してきたスタンダードプレートとの比較、スタンダードプレートは鋳物で出来ていて少し角が丸いですね、こちらはコインでも固定できるようになっています。
実はスタンダードプレートとこの偽キャプチャの組み合わせで一回だけサブカメラを脱落させてしまったことがあります、それ以来スタンダードプレートはやめたところ同様の事故は起こっておりません。
無論、保険としてなんらかのストラップをカメラにつけておく等はした方がより安心です。

プレート自体の固定具合は本家同様

写真だと伝わりづらいですが、どちらも少しカタカタしてしまいます。キャプチャー本体を三脚に付けた状態でカメラをワンタッチでつけたい、なんて時はロックネジを締め込んで固定しないといけません、これはおそらく本家同様です。
ぶっちゃけアルカスイス互換の雲台使うかした方がめんどくさくなくていいと思います。

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M5ネジ規格、そう、共通規格品なんです

デフォルトボルトや本家ボルト、どちらも微妙に頭の部分が邪魔に感じる瞬間があるんですね。あとボルトの長さが二種類しかないので使いにくい!という声をよく目にします。先ほどちらっと写っていたM5皿ネジ、使えました使えました。

自分はネジ関係はホームセンターに無ければここ、秋葉原の西川電子部品さんで調達しています。早速M5ネジも幾つか調達。M5ステンレス皿ネジ10mm、15mm、20mmの長さで調達しました。当然一つからお買い求めいただけます。

_9100054.jpgというわけで早速取り付け。
おおう、いい具合ではないですか、出先では携帯ツール等が無いと一切調節不可ですがw

_9110067.jpgノギスで測ったところネジ頭経は9.7mm、本体側の穴は8.9mmとわずかな引っかかりですが十分ではあるようです、これにより必要以上のトルクをかけてバッグのベルト等に固定できます。
自分は登山ザックに取り付けた方もこの方法でガッチリ固定しています。
ちなみに長さ15mmのものを使っています。

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と、本来ならば本家製品と比較したかったのですが結局青パチだけのレビューとなってしまいました、2017/09/11現在プライム対応で2,980円と相変わらずの値段です。