10連休のゴールデンウィーク、前半はなかなか好転しない天気予報にため息をしつつ、後半にかけて好転の兆しが見えたので前々から行きたかった燕岳へ登ってまいりました。
ちなみに令和初の登山とかそういったことは全く意識していません。
ちなみに令和初の登山とかそういったことは全く意識していません。
実のところ、燕岳自体登るのも初めてで残雪期にいきなり行くとか無謀かよ!
しかもテン泊装備にカメラ二台と三脚背負ってだよ!!
とお叱りも受けるかもしれませんがそれなりに計画は立てていたのです。
合戦小屋まではほぼ等間隔でベンチが設置されており、ペースをつかむチェックポイントとしては実にいいじゃないかと狙いをつけました、また合戦小屋で幕営することもできるので、途中で引き返すか合戦小屋で幕営して休息を取るという選択肢を取ることが可能です。
最終的に獲得標高約1,400mを7hかけて登り切りました、さすが評判の急登です。
そして今回も登りに集中しており、写真を撮っておりません。
まあ合戦小屋までは樹林帯で景色は楽しめませんし、実のところ合戦小屋からは雨が予報よりも多く、とにかく先を急いだ次第です。
序盤から終始腐った雪が歩みを阻み、なかなか心を折りに来ます。
実際に燕山荘に着く頃には「まだか、まだか」と疲れがピークに達しかけます。また小屋の裏手から回り込んでゴールとなるため、もどかしい気持ちがありつつも到着した瞬間のやり遂げた感は大きかったです。
俺はきたぞーっ!女王さまこんにちわ!槍ヶ岳さまこんにちわ!!
あいにくの天候ではありましたがいい意味で諦めもつき、初日はとにかく幕営準備を進め山荘でカレーをいただき、休息に励んだのでした。
ああ、カツカレーとビールの素晴らしさよ。
みんな大好きレジ袋、雪山講習で結露による浸水で痛い思いをしたので対策。
まあ最終的にはテント内に入れていましたけども。
まあ最終的にはテント内に入れていましたけども。
ある程度ロケハンをしたらあとはとにかく景色を観察しまくりつつうっとりとしておりました。
夕暮れはイマイチ焼け切りませんでしたがそれなりに良い写真は撮れた気がします。
夕暮れはイマイチ焼け切りませんでしたがそれなりに良い写真は撮れた気がします。
ちなみに2日目は晴れたせいかテント場も大盛況、最終的には張る場所がギリギリに収まるか収まらないかくらいのお客さんで溢れていました。
みなさん夜の強風に備え防風壁をこさえます、無論僕も作り直しました。
みなさん夜の強風に備え防風壁をこさえます、無論僕も作り直しました。
2日目の夜は星空をタイムラプス撮影し、また早朝は朝日を浴びる槍ヶ岳を狙いましたがこちらはちょっとう〜ん、という出来。
星に関しては完全に強風下で頭が働かず変な設定のまま撮影となってしまいました。
朝の槍ヶ岳は単純に空が焼けず無念な結果に。
星に関しては完全に強風下で頭が働かず変な設定のまま撮影となってしまいました。
朝の槍ヶ岳は単純に空が焼けず無念な結果に。
ちなみに早朝タイムラプス撮影中にテントを片付け、撮影終了と同時に回収して下山開始と結構忙しく動いておりました。
前もって夜中に起きて食事を済ませ、寝袋を片して時間になるまでエマージェンシーシートを膝周りに包んでしのいでいたのは良い思い出。
前もって夜中に起きて食事を済ませ、寝袋を片して時間になるまでエマージェンシーシートを膝周りに包んでしのいでいたのは良い思い出。
登りは7hもかかりましたが下りは雪もよく締まっており、良い感じに下ることができました。
第二ベンチあたりから登ってくる方々とよくすれ違うようになり、最終的に3hかかって下山完了となりました。
第二ベンチあたりから登ってくる方々とよくすれ違うようになり、最終的に3hかかって下山完了となりました。
今期の雪山はこれにておしまいといった雰囲気。
今から来年はどうしようとニヤニヤしながら考えてしまいます。
今から来年はどうしようとニヤニヤしながら考えてしまいます。